バイナリーオプションバックテスト結果が悲惨なことに!?【カスタムインジケーター】
こんにちは、ひらかです。
バイナリーオプションでMT4を使ってトレードしているんだけど、バックテストをとることができなくて困っている。もしよかったら私のためにインジケーターの勝率を開示してもらえませんか?
こういった疑問について回答していきます。
今回の内容
- VLDMI+HLBands+ZigZag
- 結果
- まとめ
ということで本日もいってみましょう~!
VLDMI+HLBands+ZigZag
今回使用するインジケーターはMT4に初期から搭載されているわけではないものが二つありまして、インターネット上でダウンロードするか自分でMetaEditorで作成する必要があります。ですが、簡単にその辺に落ちていますし本を読んで一から作ることもできますので、ご安心いただければと思います。
それでは、一つ一つ解説してきます!
1.VLDMI
VLDMIというインジケーターはRSIが軸で作られていて、使い方は同じです。
30以下で売られすぎ、70以上で買われすぎの売買水準が指標とされています。
違う点が、RSIは14本分の終値ベースの平均値から算出していますが、この数値の算出にボラティリティの変化で算出期間が変わるという相場に適応したインジケーターでして、さらに使いやすいインジケーターですね。
計算式
VL = 基準期間 ÷ (終値のN日標準偏差 ÷ 終値のN日標準偏差のM日単純平均)
VLDMI = VL期間内の前日比プラスの総和 ÷ (VL期間内の前日比プラスの総和 + VL期間内の前日比マイナスの総和)
基準期間は通常14、N,Mは任意だがN=5,M=10が一般的
VL=14/(5/5-10) VLDMI=上昇幅/(上昇幅+下落幅)
2.HLBands
HLBandsはBollingerBandsと似た作りとなっていて、BollingerBandsは移動平均の偏差2でσで逆張りという手法が一般的ですが、基準期間の移動平均線は終値ベースで算出されます。
違う点が
HLBandsは高値安値で算出されていて、デフォルトはBollingerBandsもHLBandsも20です。こちらもBllinger Bandsと同じように、確定で逆張りが一般的です。
3.ZigZag
こちらは初期からMT4に搭載されていて、こちらは現在の相場での最高値、最安値に点を打って確定したら、線で結ぶというリペイント式インジケーターです。
使い方としては、ライントレードでレンジの判断やラインのまでの前提条件把握に使われたりするので、かなり実践向きのインジケーターです。
N,E波動やエリオットなどの波形認識、ダブルボトムトリプルトップといった
鉄板波形も確認しやすくなってきます。
計算式
暫定最高値 = 安値が確定した日から高値が確定するまでの期間の終値の最高値
暫定最安値 = 高値が確定した日から安値が確定するまでの期間の終値の最安値
高値 = 暫定最高値から終値がN%以上下落したときの暫定最高値の値とその値を取った日
安値 = 暫定最安値から終値がN%以上上昇したときの暫定最安値の値とその値を取った日
Nは任意、通常は3~10の間の値
デフォルト:Depth12 Deviations5 Backstep3
結果
それでは検証していきます。エントリーポイントの記載です。
Entry:VLDMI30以下2本前30より上、HLBands確定2本前上、ZigZag確定High
VLDMI70以上2本前70より下、HLBands確定2本前下、ZigZag確定Low
それでは検証していきましょう~!
VLDMI+HLBands+ZigZag 結果↓5分足
High:23勝20敗53.5% Low:10勝27敗27.0%
まとめ
それでは、本日のまとめに入っていきましょう~!今回は「バイナリーオプションでMT4を使ってトレードしているんだけど、バックテストをとることができなくて困っている。もしよかったら私のためにインジケーターの勝率を開示してもらえませんか?」
こういった疑問を解決するためオリジナルのインジケーターを使用して検証を行って言いました。
- VLDMIはRSIと同じで、逆張り手法で使用します。HLBandsはBollingerBandsと同じで、逆張りで使用します。ZigZagはリペイントのインジケーターで波形や波動の判断要素として使っていきます。
- 結果は、上記3つの組み合わせはLowが勝率30%を下回りました。(弱い。。。)
- 今回は組み合わせとしてよくなかったのでしょうか?
という3点ですね。いや~正直ZigZagがリペイント式なので、バックテスト取得するのくそ難しかったです、、、泣この3つはMeta Editorに関数が入ってないので、すべてiCustomという関数で対応しましたが、とても重くなりますね。とはいえ短い期間ですので、なんとか小1時間で終わりました!!
ということで、今回の組み合わせはいかがでしたでしょうか?なかなか大変だった割には、勝率低くてショックが隠し切れないですが、なかなかレアい記事にはなったのではないでしょうか?ということで、本日はこの辺で終了していきます。ということでどうもありがとうございました!!
次回からもがっつり過去検証に力を入れていきますので、よろしくお願いいたします!!
参考書籍↓